ハイド・パークとケンジントン・ガーデンズ
ロンドンには公園が沢山と書きましたが、中でも中心部の王立公園は特別です。
最初に利用したゲストハウス、ハイド・パーク・グリーンはその名の通り、有名なハイド・パーク(Hyde Park)の北西入口まで歩いて3分程…
と書きながら調べてみたら、そのハイド・パークと思っていた場所は、正しくはケンジントン・ガーデンズ(Kensington Gardens)と呼ぶのでした。
東側のハイド・パークと西側のケンジントン・ガーデンズは南北に走る一本の道路で隔たれているとはいえ、ほぼ一体といってよいようなもの。地図で見ても南北1km、東西2km位のほぼ長方形です。
湖も共有しているし、何で別の名前にしているんですかね?
(左がケンジントン・ガーデンズ、右がハイド・パーク)
答えはケンジントン・ガーデンズの公式ウェブサイトにありました。
かつては一体だったのですが、1689年にイングランド王・女王のウイリアム3世・メアリー2世夫妻が公園西端のケンジントン宮殿(Kensington Palace)に住み始め、園地の西側半分をその庭園として再整備したとのことです。だから、ガーデンズなのですね。
でも、両方ひっくるめてハイド・パークと皆思っているでしょう。(笑)
広大な園内には、広々とした芝地、巨木と森、湖や池に噴水、花壇、様々な彫刻やモニュメント等があり、東のハイド・パーク側には乗馬道まであります。北東隅には大理石のマーブル・アーチ。
全部を見て回ろうと思ったら半日はつぶれますね。それよりも、のんびりとした気持ちで楽しむのがよいかと。
コンサートなどのイベントもよく行われています。
(ソーシャルディスタンスが不要だったころです)
(リスがいます)
(鴨もいます)
(アルバート記念碑)
(2017年の音楽祭British Summer Time、Eric Claptonがわかりますか?)
(西に位置するKensington Palace)