倫敦月/アラビア月

英国ロンドンとUAEドバイでの生活と見聞きしたこと、訪れた場所などのことを…

ロックダウンのロンドン中心部

イギリスのロックダウンを告げるジョンソン首相の声明があったのは3月23日ですから、今日(5/29)で67日ですか。

治療の必要があって、ロックダウン開始以来、初めてロンドン中心部に行くことになりました。マスクをしてソーシャルディスタンスに気を付けて移動です。

5月10日に一部の規制緩和が発表され、運動のための外出回数の制限がなくなり、工事等の仕事もソーシャルディスタンスを取りながら再開することが可能になりましたが。

さて、街はどうなったのか… 運動がてら、歩いてみました。

 

オックスフォード・ストリート(Oxford Street)は、かつての賑わいが嘘のようです。一般車がほとんどなく、二階建てバスと自転車が目立ちます。推奨されている自転車通勤なのか、運動なのか。

f:id:Pink-Supermoon:20200530073228j:plain

 

歓楽街のソーホー(Soho)もほとんどの店が閉まっていて、警察官が巡回しています。

一部のカフェは店先のテーブルで持ち帰り(Take away)の営業をしていますが、いかんせん客がいません。

f:id:Pink-Supermoon:20200530073359j:plain

f:id:Pink-Supermoon:20200530073639j:plain

 

中華街(China Town)は旧正月の飾りつけのまま、時が止まっているかのよう。

f:id:Pink-Supermoon:20200530074409j:plain

 

ウェストエンド(West end)は演劇・ミュージカルのメッカですが、劇場も閉まっています。「すぐ帰ってくるよ!」(We'll be back soon) ええ、待っています!

f:id:Pink-Supermoon:20200530074011j:plain

そういえば、街のあちこちで道路工事中でした。人がいない間にやってしまおうということでしょうか。雇用対策も?

 

レスター・スクエア(Leicester Square)には、大道芸人も、人込みもありません。

f:id:Pink-Supermoon:20200530075237j:plain

 

ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)も人影まばらです。

f:id:Pink-Supermoon:20200530075529j:plain

 

トラファルガー広場(Trafalgar Square)も静かでした。

f:id:Pink-Supermoon:20200530080551j:plain

 

ウエスト・ミンスター(West Minster)。退勤中なのか、自転車が目立ちます。

f:id:Pink-Supermoon:20200530080247j:plain

 

以前なら人を避けて歩くのに苦労するところばかりですが、どこもガラガラでした。

ソーシャルディスタンスの点でいえば、人が集中している感のある郊外の公園を歩くより、よっぽど安全でした。

 

来週(6/1)からさらにロックダウンの緩和が少しずつ進みますが、この街の活気が戻る日が待ち遠しいです。もちろん、コロナウイルス対策とのバランスの上ですが。