合言葉は"See you soon." (ロンドンは第二次ロックダウン前夜)
イギリス(イングランド)は明日の11月5日からコロナウイルス感染を抑制するため、4週間の第二次ロックダウンに入ります。
今日は会社帰りにとある施設に寄ってきたのですが、閉館の追い出しを後にして出口に向かうと、係員が"We are temporarily closed."の案内板を立てているところでした。
"It's so sad."と声を掛けたら、"Yeah, very sad."と返ってきました。そして、「さようなら」の挨拶として"See you soon."、"Take care."があちこちで交わされていました。
"See you soon."「また直ぐに会いましょう」
"Take care."「気を付けてね」
英語圏で使われるカジュアルな別れの挨拶。今夜ほどこれらがふさわしい日もなかなかないなと思いながら帰路につきました。コロナウイルスに気を付けて、期間限定のロックダウンが解除になったら、また会いましょうと。
レストランやパブでは多くの人がロックダウン前夜の料理や一杯を楽しんでいました。
美容サロンや理髪店も遅くまで頑張っていました。明日から当分の間はこれらの身だしなみもお預けです。
既に閉店していたカフェにはロックダウン期間中は持ち帰りだけ(T/A Only = Take Away Only)と書かれた看板が用意されていて…
別のお店では臨時閉店の張り紙を貼っているところ。
"Following government guidelines, we are temporarily closing out doors until 2nd of December."「政府のガイドラインに従って12月2日まで臨時閉店します」
"Our online shop will remain open, so you can still shop with us 24/7."「オンラインショップは営業中ですので、年中無休1日24時間お買い物していただけます。」
真夜中になった今頃はロンドン中心の繁華街でひと騒ぎ起きているのでしょうか。
少なくとも私の歩いた範囲では、少し寂しげなロックダウン前夜でした。
小売業、飲食業を中心に、多くの経済的な犠牲を払うロックダウンが始まります。
しっかりコロナウイルスを抑え込んで、延長なしに終わって、また再開できるようになっていて欲しいと願います。
合言葉は"See you soon."です。