ロックダウンのロンドン中心部-その後
イギリスのロックダウン開始から102日が過ぎて、感染者の減少に伴って、徐々に規制の緩和が進んできています。この記事で5/29に寂しい光景が見られた場所がどうなっているか、昨日7/2と見比べてみました。
今回は南から北へ向かいました。写真は同じ場所で撮ったもので、上が 5/29の午後5-6時頃、下が7/2の同時間帯です。
トラファルガー広場(Trafalgar Square)は噴水が復活。人も少し増え、観光客風もちらほら。
ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)の名所、エロスの像付近はまだ寂しいですが、いろいろなお店のある写真の反対側の人通りは増えていました。
レスター・スクエア(Leicester Square)も人通りが少し増えました。ギターのパフォーマーがいましたが、足を止めて聞いている人はほとんどいません。
ウェストエンド(West end)の劇場はまだ閉まったまま。年内の公演再開は不可能としてスタッフの解雇も計画している等、危機的な状況が続いています。
中華街(China Town)は旧正月の飾りつけのままですが、人通りが少し戻ってきました。タピオカミルクティーを手にしている人もいます。
歓楽街、ソーホー(Soho)はさすが!パブからビールを持ち帰りとは名ばかりで、すぐ目の前の道で乾杯しています。
さすがに、これほど大勢がソーシャルディスタンスを無視して集まっているところは他には見られませんでしたが、人が増えているのは確かです。
オックスフォード・ストリート(Oxford Street)はお店が再開して人々が戻ってきていました。自転車のお調子者もいますね。
このように場所により濃淡がありますが、小売店の再開に伴って、人出が増えてきているのは確かです。
いよいよ、この土曜日(7/4)からは、パブ、レストラン、カフェなどの飲食店も再開されます。